Razortooth (2007、アメリカ): リヴァイアサン
深海魚っぽいモンスターデザインで惹かれて、B級映画と知って見たはいいけど、これは酷い。役者から製作者まで、全てが素人。学園祭で上映されるオリジナル映画みたいなノリで、こんなのが海を渡って日本に来たことが凄い。出だしから、ハーモニカが耳障りだし、CGもプロップも出来が悪い。アメリカなのに拳銃がプラスチックのおもちゃとか、悲しすぎる。演技はみんな下手。セリフも設定も最悪。台本書いた奴は馬鹿。日中のシーンではフロリダの直射日光で色が飛んでたり、ピントが合ってなかったりと、本当に何ひとつとっても良いところが無かった。
My Blueberry Nights (2008、アメリカ・フランス・中国): マイ・ブルーベリー・ナイツ
ジュード・ロウの出ている映画で悪い映画は無いという持論だけで見た映画。
歌手の女優デビューは駄作に終わる事が多いなか、ノラ・ジョーンズの演技はまともだったと思う。歌声を披露するシーンが全くなく、演技だけで通したのも好感が持てた。
ストーリー自体は特に特筆することは無かった。監督の美観意識でやってるんだろうけど、コマ送りを遅くする撮影技法が邪魔に感じる時もあった。
単に音楽と映像美を楽しめたら良いか。
プロジェクターで壁に大きく照射して、まったりお酒呑むにはいいかも。そんな感じの映画。
Human Nature (2001、アメリカ・フランス): ヒューマン・ネイチュア
ヨーロッパのインディー映画の印象。暇つぶしにしかならないと思った。
Flight Plan (2005、アメリカ): フライトプラン
映画で描かれているキャビンアテンダントの態度があまりに酷いので、大手のキャビンアテンダントがボイコットした記事だけ印象に残っていた映画。映画内のアテンダントの態度は自分の経験上、そんなに現実ばなれしてないと思うんだけど。。。。機長が罵声を吐いたりするのは、やりすぎだったかもしれないけど。大事な娘を思ってなのは判るんだけど、主人公が結構メチャメチャな事するし、途中で誰を応援したら良いのか判らなくなる。あと、飛行機は架空の機種なんだけど、離陸滑走中にアテンダントが歩いてたりとか、なぜか都合良くトイレに隠し扉があったりとか、他にも設計や構造上ありえないことが多くて、信じられる部分が欠けてたとは思いました。内容自体は「フォーガットン」の設定違いくらいにしか思ってなかったけど、そうとも言えるし、違うとも言える。エンディングが近くなった方が、以外にも「ダイハード」っぽくなって面白くなる。
Kiss Kiss Bang Bang (2005、アメリカ): キスキス,バンバン
これは買う。ロバート・ダウ二ー・Jr.なんて数年前までは無名だったはずなのに、ここ最近よく名前を聞くようになって、個人的にはこのオジサンの何処に魅力があるのか全く解らなかった。アイアンマンを観て渋い良さが見えてきた。この映画も素通りしそうになったところを、観る決め手になったのはこの人の名前が目に入ったこと。映画自体は、ジョージクルーニーの方の「オーシャンズ」シリーズみたいな感じだけど、もっとダーク。所々で笑えるし、サラッと楽しめて後味が良かった。
The Squid and the Whale (2005、アメリカ): イカとクジラ
これはフィクションで私達は演技中ですってのを前面に出した、オーソドックスなエンターテインメント性の高いハリウッド映画とは全然違う。むしろ、リアルで現実性が高くて、人生の嫌な部分だけ見せられてるような感じ。映画評論家には好まれそうかな。面白いとは言えないし、人に勧めるのは躊躇われるけど、引き込まれるものがある映画だと思いました。
Lake Placid 2 (2007、アメリカ): U.M.A レイク・プラシッド2
1作目はモンスターパニック映画としては嫌いでは無かったけど、続編は最悪との悪評判は耳にしていました。ちょっとした個人的繋がりで興味を持って観てみたけど、「やっぱり」な結果でした。「Razortooth」程では無かったけど、作品の総合的な低予算感は所々見られて、密猟者の特殊メイクがあまりにもやる気が無かったり、なぜか水上機がCGだったり変な所でケチってます。設定上は一作目の続編ですが、映画の出来としては全くの別物です。出演者は半分がまともで、後の半分はド素人。演技が下手な順番からワニに食われていくので、前半より後半の方が映画の出来は良くなっていきます(なんじゃそりゃ)。残酷なシーンがありますが、決してスプラッター映画では無いので、見てても嫌な後味は残りません。かと言って、観る価値があるかと問われれば、時間の無駄かもと思います。
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