今回の渡米の目的がこれの取得。
Taiwheel Airplane とか Taildragger とか Conventional とか呼び名は様々ですが、要するにお尻が座ってる機体の事で、その機長になるのに必要なエンドースです。
今まで飛ばしていたのは Nosewheel Airplane とか Tricyle Gear Airplane と呼ばれる鼻の方にノーズギアが付いているタイプ。
以前は Taildragger の方が一般的でしたが、着陸にコツがいるのと、お尻が座っているので機首が高くなって、滑走中に前が見えない(S字型にクネクネ動いて前方を確認します)等の欠点があり、現在は Tricycle Gear の方が一般的です。
ただし、デリケートで衝撃に弱いノーズギアが無く丈夫で、構造も単純化できるので、整備されていない自然環境を本拠地とするブッシュパイロット、ホームビルダー、アクロバットやエアレース機としては依然こっちの方が好まれています。
飛ばしてみて意外だったのは、このタイプの飛行機の場合、舗装された滑走路よりも草地の方が着陸しやすかった事。草地の方がタイヤとの摩擦が大きい分、着地した後に安定しやすかったです。
現在ではあまり一般的では無くなったとはいえ、ゼネラル・アビエーションではまだまだ活躍しているテールドラッガー。これの機長になる資格を取得した事でようやく、気兼ね無く「プロペラ機なら大抵は飛ばせるよ」と人に言えるようになりました。
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