2009年12月17日木曜日

Boeing PT-17 Stearman

そして Tailwheel Endorsement を取得して飛ばしたのがコレ。



Boeing Model 75。ボーイング機の機長をやった事があると言ったらエアラインでジェットを飛ばしてたみたいに聞こえますが、これも’46年製のボーイング機。第二次大戦時、アメリカ空軍・海軍の初等~中等訓練機でした。11Gまで耐えられる設計。J-3と同じく布で覆われた機体ですが、こっちは機体重量が3000LBもあります。

Stearman社がBoeing社に買収されるまでは Kaydet と呼ばれたモデルですが、一般的にStearmanの呼び名の方がしっくりきます。

操縦席は広く快適。計器に温度が℃で表示されていたのが興味深い。昔はアメリカの航空界でも℃が主流だったそうです。

今回が初めての複葉機、そしてオープンコクピット。ハンドリングは素晴らしく、こんな滑らかな機体は初めて操縦しました。ギアのサスペンションも良く、現代の旅客機に乗って着陸するより振動が少なくスムーズでした。かなり安定性もあり、アクロバットもしやすいのではと思います。今は季節が季節だけにオープンでは寒かったので、一度のタッチ・アンド・ゴーを含めた30分の飛行でしたが、Lazy 8 、Steep Turn をやってきました。

水上飛行機と並んで今まで飛ばした中で一番楽しい機体でした。短い時間でしたがログブックにも PIC PT-17 の記入がされました。また飛ばしに戻ってきたいです。

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