物の整理をしていて、持っていた事を忘れていた物が結構出てきました。
物って、結局は物でしか無いんだけど、その時自分が熱中していた事、大切にしていた事、行った場所、やった事、思った事、まだ知らなかった事、もう誰にも変えられない過去が真実として映っているようで、人生を振り返ってみると持ち物が変わっていくにつれ、人生の節目を知らない内に通過していたような気もします。
人間の記憶なんて曖昧な物だから、忘れてしまっている事、結構あります。
色々な物を処分しましたが、中には海外生活の1年目、1週間目、本当に第一歩を歩んでいた時から持っていた物もあって、数年ぶりに蘇ってきた記憶を噛み締めながら、「もの」を捨てる度、ああこの記憶もこれで最後かな、なんて思ってしんみりしていました。
あの頃の自分より、今の自分の方が絶対に好きです。今までもずっとそうでした。でもあの頃の気持ちを忘れてしまったら、今の自分は無いのでは、とも思うのです。
感傷にふけっていても仕事に身が入らないので、気持ちを切り替えて行きます。
日本とアメリカを行き来して、両方の良いとこ取りをしていたんだけど、これからはそこからアメリカ側が抜けてしまうから、困った。
具体的には、服を何処で買おうかっていう問題が。引越し目前だから物は極力買わない方向でいるんだけど、服だけは今から着る分も兼ねて少し買って帰ろうかなと。
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